骨盤の歪みと産後太りの関連について

骨盤の歪みと産後太りの関連について

骨盤は、上半身と下半身をつないでいる体の要の大きな関節です。そして、女性の場合はその内部に子宮や卵巣の生殖器官があります。

妊娠すると、後半になるほど子宮は急激に大きくなります。骨盤はどんどん大きくなっていく子宮を保護し、出産に備えて少しずつ開いて、さらに分娩の時には大きく形を変えて赤ちゃんを娩出するのを助けます。

この形態の変化が出産後も戻らないと、歪みとして定着してしまいます。

骨盤のズレが体に及ぼす影響について

骨格や関節のずれや歪みは、体にいろいろな影響を与えてしまいます。筋肉や靭帯の炎症を起こしたり、神経根を圧迫することでしびれや神経痛の症状を引き起こすこともあります。

また、神経根への影響が自律神経系統にまでおよぶと、痛みやしびれの他にもさまざまな症状が現れ要注意です。

自律神経系統というのは、交感神経と副交感神経からなる神経で心身の調子を健やかに保つためのホルモン分泌などを司っています。

よって、自律神経系統が圧迫されることで機能が低下すると心身にいろいろな不調が見られます。

出産後に骨盤の歪みが残ってしまったことで、自律神経系統が圧迫された場合も同様です。

自律神経の乱れにより、血行やリンパの流れを正常にするホルモンのバランスが悪くなることがあります。その結果として、血行不良による冷えや、血液やリンパが全身をスムースにめぐって老廃物を回収・排出できなくなることによる新陳代謝の低下が起こります。

新陳代謝が低下すると、体内の老廃物や余分な水分が体に溜まる時間が長くなりむくみや肥満、便秘、ポッコリお腹などいわゆる産後太りの原因になりがちです。

骨盤の歪みで自律神経系統の機能が低下してしまう

妊娠中は母体と胎児の保護のために皮下脂肪がつきやすい状態にありますが、産後はこの脂肪が燃焼していくはずの時期です。

しかし、出産後の骨盤の歪みによって自律神経系統機能の低下から血行・リンパの停滞が起こることで、いつまでも脂肪が減らず産後太りが解消しにくくなってしまいます。

整骨院や接骨院の中には、出産後の骨格・関節の矯正を得意とする治療院があります。こうした整骨院・接骨院には、出産後のいろいろな悩みで多くの方が来院しています。

産後の不調の改善が得意な整骨院では、妊娠と出産を経てずれたり歪んだ骨盤を正しい位置に戻す骨格矯正の施術をしています。

骨格矯正の整体でずれや歪みが解消すると、筋肉や靭帯にかかっていた負担もなくなるので産後腰痛が軽減するとともに、圧迫を受けていた自律神経系統の機能も正常化します。

自律神経系統が正常に働くようになると、ホルモンバランスが整い血行やリンパの流れの回復で体内の老廃物や余分な水分が出ていきやすくなり産後太りやむくみが改善可能です。